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2022.07.21

女性のお体

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉の天気は晴れ、ジムの混雑度は「並」です。


さあ、今日は「女性のお体」をテーマに紹介したいと思います。


1つ目は「大きな勘違い」についてです。


女性は男性より筋肉がつきにくい、そう考える方は少なくないと思います。実際にそのように案内しているパーソナルトレーナーの方も少なくないと思います。しかし筋肉の増加率においては男女の差はありません。正確には、絶対値は男性の方が大きいですが相対値については男女ほぼ等しいとされています。


有酸素運動においても性別の差はありません。増加率で示すと女性の方が多く出る研究結果がありますが、それは女性の方が初期値がやや低いために増加率に若干の差がみられたようです。


ですので、男女の差は考える必要はありません。男性の方が絶対値が多いので結果的に筋力があるだけですね。


2つ目は「妊婦さんの運動」です。


今は妊娠中は安静にしていなければならないという時代から、妊娠中の運動利点が明らかにされている為、運動をするのが当然という時代になってきました。妊娠中の運動有無の差は体脂肪量の増加、分娩の快適さ、合併症の少なさなどが報告されているそうです。妊婦だけに留まらず、胎児においても多くの利点がエビデンスとして残されているそうで、逆に欠点があるという証拠は得られていないようです。


勿論、すべての妊婦さんに運動が許可されている事ではないと思いますので、医師の指導ありきで行う事は絶対です。わたしたちトレーナーは妊婦さんと絶対的な禁忌と相対的な禁忌事項を共に認識しながら運動プログラムを進めていく必要があります。


3つ目!「閉経期・閉経後の運動」


代表的なのは骨密度の低下ですね。これは運動で大きく貢献できます。骨は長軸に対して垂直に圧力をかけると強くなりますので歩行やスクワットなどで強化することが期待できます。転倒による骨折が怖いですので、早期から運動を開始する事が大切です。LDLコレステロールの上昇は、必要があればドクターの診断が必要かと思います。LDLは運動では改善することが難しいとされていますので、野菜や果物を摂取することで予防・改善する必要があります。他にも更年期障害や尿失禁の不安がある方もおられると思います。これらは運動によってある程度の有益な効果が認められていますので、迷わずトレーニングを行う環境に身を置かれる事をお勧めします。


 


こういった女性のデリケートな部分にはパーソナルトレーナーの配慮も必要だと思っていますが、配慮しすぎる事で緊張感が走ってしまう事はよくありませんので、ズバッとサッパリと話題に出して当然と装える環境づくりも必要だとブルーオーシャンでは考えています。


女性の方は本当に大変です…がその大変さを1%でも減らせればと思っています。


本日は以上でございます!


 


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