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2023.12.27
TRXの使い方
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区は晴れ、ジムの混雑度は並、今日も毎日がチートデイの吉田がナビゲート致します。
最近、来来飯店によく行きます。
大の炒飯好きなので、炒飯ばかりを注文していましたが、カツカレーを頼んだらこれまた美味しい。
豚の生姜焼きも面食らうほどの大盛りではなく、寸分の狂いなく腹十分になる盛り方が絶妙。
昭和を生きたオッサンなら一撃でファンになってしますような腕を振るってくれる町中華です。
15時頃に行くと、客席で爺さんがガン寝しているが、数秒でエプロンを巻き、その五分後には炒飯を届けてくれる。
寝起きでもいつもと変わらぬ味をキープしているから職人技だ。
あの爺さん、長生きしてくれないと困っちゃうな‥
技術の継承って、やっぱり必要ですね。
さて、今日のテーマはTRXの使い方です。
TRXというのは、つり革のようなものを使った万能トレーニングツールです。
今やその人気ぶりは、ジムにダンベルが設置してある事が当たり前であるかのように、ソレはいつもソコにあります。
そんなデフォルト設置が当たり前とされるTRXですが、一番気になるのはその効果やメリット、デメリットでしょう??
ねえ、そうでしょう!?
取材班の吉田が、今日はそんな万能トレーニングツールTRXを紐解いていきたいと思います!!
ちょっとキュレーションサイトの特集記事風に文脈を仕上げてみましたw
リアルでも活字でも不自然にテンションをあげると、どうにもこうにもうさんくさいですね。
僕は本当冷めているというか、こういったマヤカシの熱量が苦手で御座います。
もう随分前の話ですが、友人とカラオケに行った際に流れた映像で、恋人と思しき男女が、水槽を挟んで見つめ合いながら泣き叫んでいる映像が流れたんですよ。
その時点で、水槽挟む必要あるかいという気持ちになってしまうようなデリカシーのない人間なわけです。
不自然な熱量が出せないんですねえ…
ということで、今日も乾いた感じでお届けしたいと思います。
トレーニング万能ツールTRXのご紹介。
まず、どっからいきましょか。
つり革なもんですから、手か脚をそこに入れて使うことができます。
とりあえず、脚からつっこんでみましょうか。
つり革の長さは変えられるので、床から20cmくらいの高さにしてみます。
そこに両足をつっこみましょう。
両足をつっこむと、普通に考えれば手は床の上ですよね??
膝をついている方がいれば、ついていない方もいるかもしれません。
とりあえず、体を全部真っ直ぐにして、両の手肘を伸ばしきりましょう。
そうすると、まるで橋のように胴体が綺麗な直線になっていますよね。
これを維持することで、体幹を鍛えることが出来ます。
一応、筋肉の尺(長さ)が変わらない状態でキープしますので、比較的ラクチンな部類の種目にはなるんですけども、こういったプランクポーズ系はちょっと別格ですね。
通常のプランクとは異なり、脚が宙に浮き不安定ですから、余計に負荷がかかります。
空手の瓦割りってありますよね?
瓦を割る時、瓦の端っこをチョップすることはありません。
真ん中を狙います。
なぜなら両端には柱がありますから、柱からもっとも遠いところを狙ったほうが割りやすい為です。
つまり、真ん中が弱いからですね。
プランクポーズも一緒です。
両端には手足がありますから、支えるという構造上、真ん中が一番弱くなります。
空手では人間のチョップが見えていますが、プランクポーズには見えない空手家が重力というチョップを真ん中に直撃させているわけですね。
ですので、腹筋の真ん中が重力チョップを食らい、その刺激に適応しようとし、鍛えられているという結果が生まれるのです。
過激ですよねw
重力チョップに負けると、怖いことが起きます。
それは、腰痛リスクです。
瓦のように腰が割れることはありませんが、腰がどんどん反ってしまうと、腰骨の腰椎同士がガシャガシャぶつかってしまいそうになります。
骨同士がぶつかるだけではなく、その間にあるクッション材料のような組織が潰され、横にうに〜とはみ出るような事があると神経にあたり、だいぶ痛い事になりそうです。
このようにTRXの使い方によっては、善にも悪にも成り得ます。
トレーニングは容量・用法を守り、正しくお使いください。
自由にTRXが使用できるフィットネスクラブもあるようですが、熟練したスキルを有していないと使用するのはちょっと怖いですね。
TRXだけにいえることではありませんが、良い恩恵を得るには相応のリスクが生じるのがトレーニングです。
ごくごく当たり前のように行っている筋トレ種目でも、パーソナルトレーナーは様々なリスクを排除しながら観察しているんですね。
TRXは自重のトレーニングとはいえ、強度が高くなりやすい種目が多い印象を受けます。
つり革に手を、脚を入れようとも、体幹で支持する必要がありますので、その効果は体幹全面に行き渡ります。
腰の反りや手首の使い方を間違わなければ、安全に高強度でトレーニングすることが可能です。
使い方次第では、背中、お尻、脚、胸といった大きな筋肉を鍛えことも出来ますので、万能ツールといえます。
あくまでも個人的にですが、小さい筋肉を正しく使うのはちょいと難しそうなイメージがあります。
例えば、肩甲骨を安定させる為に‥などの目的の場合は、わざわざ難易度をあげてTRXを使う必要はない気はします。
このようにトレーニングツールにはそれぞれの効果、メリデリがありますからパーソナルトレーナーの指導のもと、正しく実施出来ると良いかなと思います。
はい、今日はトレーニング万能ツール、TRXのご紹介でした!
それではまた明日!
記事:吉田 勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師