ジムの出戻り確率

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区の天気は晴れ、ジムの混雑度は混雑です。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。トレーナーの仕事をしているとスポーツ選手の評価を質問されることがあります。

大谷選手ってどうなの？とかですね。正直、わかりません。わかるとすれば、大谷選手のスイングの一部において問題がありそうな部分が、なぜにそうなっているのか？を考えるのは我々に考える余地はあります。ざっくり、あれはどうなのかというのは、そのスポーツを専門にしているトレーナーでなければ、わからなそうな気はします。

日本人が世界を牽引することは素晴らしいですが、子供たちには大谷選手のコピーを目指すのではなく自分自身のスタイルを見つけて貫いてほしいなと思っています。

ああなりたいと願ってもなれませんし、大谷選手も我々と同じようにはなれませんからね。玉石混交の情報社会でいかに自分のスタイルを見つけられるかがプロになれるひとつの要因なのかなとおもいます。

僕もプロ時代、自分自身では迷いなく自分のスタイルを持っていたと考えていますが、先輩などからすると、お前は若くしてプロになったから自分のスタイルを築けずに引退することになったと思うぞと今でもいじられる事があります。

自分のスタイルを築くというのは、簡単なようで難しいのかもしれません。

プロである以上は観客がいてくださるので、自分だけがそのスタイルをわかっていれば良しってのは僕的にはナシです。観客などからみてとれるスタイルってのが必要なのだと思います。だから僕弱かったんですね…後楽園ホールで何百人いる中でバッコーン！ってひっくり返っていたことを思い出しますw

さて、今日は気温が高くなるということで、冒頭から暑苦しい内容で失礼しました。今日のテーマは「ジムの出戻り確率」です。

ブルーオーシャンの出戻りで考えると…ごくわずかですね。

テーマに確率って示しちゃっていますけど、数値では提示できずごめんなさいw　計画的な出戻りは沢山あります。

代表的なのはご出産ですね。会員様によっては独身時からお付き合いさせて頂き、ご結婚、ご出産という具合に、幸せのお裾分けを頂いている方もおりますので、本当にありがたい事ですね。シンプルにトレーニングが継続出来なかった方が、出戻るのはやはり少ないですね。

一方で、他のジムを辞められて、ブルーオーシャンに来られている方も少なくありませんので、ブルーオーシャンを辞められた方も、もしかしたら他のジムに行かれているのかもしれませんよね。そう考えると、業界全体の出戻りって少ないのかもしれません。

少し話が逸れますが、僕のとある体験を紹介します。

格安のマッサージ屋さんってありますよね。

みなさん利用されたことありますか？僕はプロの指導者になってから行くことはだいぶ少なくなりましたが、この10年で2回お世話になったことがあります。

たしか、家族旅行で長距離運転をする事で体がだるくなりマッサージ屋さんを頼ったのだと思います。本当はランニングや水泳などの方がスッキリするはずなのですが、その時の僕にはそんな余力もなかったので選択の余地なしといったところですね。

1回目は安さに魅了され利用したのですが、だいぶ後悔しました。誤解を恐れずにいうなら、安かろう悪かろうですねw　

誤解を恐れずにというフォローを入れておきながらもド直球で下手くそですねという表現を用いる事が僕の育ちの悪さを物語っている気がしますw　

そんな苦い思い出を持ちながらも、次こそは良い人に当たるのでは…という淡い期待を持ってしまうもので2回目‥。

皆さんの期待通り、伸びしろしかないであろう技術者にあたり、なんか肩甲骨剥がしというワードに翻弄されている風な？ガチで肩甲骨を剥がして、僕の肩甲骨を野球チームのホームベースの代わりにしようとしているのかな？と思われるほどの施術を受け、数日の痛みを伴いましたw　

僕はギャンブルしませんが、ギャンブルされている方って、今日はダメだけど次はもしかしたら‥とこういうマインドセットになるのかなと想像が膨らみましたね。

パーソナルジムを転々とされている方はもしかするとそういったマインドセットになっているのかもしれません。

我々のような仕事の場合、消費者は複合的に評価される事とお察しします。技術者という側面、サービス業という側面、人柄という側面などです。

技術者という側面だけに焦点を充てて考えた場合、ダイエット目的だけどダイエット出来ないのは技術者の技術の問題と考えてしまうと、もしかするとジムを転々とすることになってしまうのも理解出来ます。

パーソナルトレーナーとは？の価値観を僕的に広義に考えると街の健康の守り人です。

狭義に考えるとあなたのパートナーです。パーソナルトレーナーは生身の人間であり魔法使いではありませんから、

パートナーとしてサポートさせて頂くのが役目です。ですので、実際にカロリーの制限やカロリーの消費をして頂くのはどうしてもそのご本人様になってしまいます。その揺るぎない現実を受け入れながら、パートナーと目標に向かって進めると良いのかなと思います。

もし、ジムを転々とされてしまう方がいるならば、勇気を出してまた通われていたジムに戻ってみてはいかがでしょうか。

おそらく、パーソナルジムに1回でも通われた方なら痛感されると思いますが、運動するならパーソナルトレーニングがこの世で最も有効な術であることは間違いないと思います。

いずれまた通いたい、あるいは通わなくてはならない時がくると思いますので、過去に通われたジムに出戻って頂くことをお勧めしたいですね。どのジムもきっと笑顔で迎えてくれると思いますよ。

今日は以上で御座います。それではまた明日！

記事：吉田勇気

（保有資格）

健康運動指導士/JATI－ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス（未更新）/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR（未更新）/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト

（実績）

豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo！スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI　CHALLENGE」MC/西武＆そごう千葉トークショー