腰痛の謎がスッキリ解決！ヘルニア＆トレーニングの新常識

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。

千葉市中央区は晴れ、ジムは混雑しております。

今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。

718回目の投稿です。

先ほど、後輩の理学療法士が講師となって 「腰痛」 についての研修をしてくれました。

実はずっとなぜ？？と思っていたことが腰椎界隈にありまして…

今日はその謎がスッキリ解明されたので、そのあたりをシェアしつつ 腰痛とトレーニング について深掘りしていきます！

腰痛改善に必要なトレーニングのポイント

1. 腰を反ることでヘルニアの痛みを軽減できる？

腰椎椎間板ヘルニアの対処法として 「腰を反る」 ことが有効であるのは基本中の基本。

特に 急性期（痛みが強い時期） には、 腰を反ることで椎間板と神経の間にスペースを作る ことで痛みの軽減につながると言われています。

※すべてのヘルニアに言えることではないと思います。

2. スクワットの際に腰を丸めるのはNG！

腰痛のあるなしにかかわらず、トレーニング時に 「腰を丸める」 のはリスク大！

例えばスクワットの場合、しゃがみ込む動作とともに 腰椎は自然に丸まりやすく なります。

ここで 「いかに骨盤の前傾をキープできるか」 が、 腰痛予防にもヒップアップにも重要なポイント なんです。

3. ワンハンドローイングも腰の形が大切！

ワンハンドローイングは背筋を鍛えるトレーニングです。

こちらもスクワット同様、 腰を丸めた状態では筋肉がしっかり収縮しにくい んですよね。

さらに、 腰を屈曲（丸めた状態）で踏ん張るのは、ヘルニア患者にとっては超キツい…！

「反りまくる必要はないけど、少なくとも骨盤がフラットor少し前傾している状態でやる」 これが鉄則！

謎の「前屈」…その理由が判明！

さて、ここからが 「僕の長年の疑問」 の話。

ジムの会員様の中に 「腰を反ると、その後必ず前屈する方」 がいるんです。

若干、トレーニングの儀式化してしまってますね‥

でも、 腰椎椎間板ヘルニアの症状を考えたら、前屈ってむしろ悪化しそうじゃない？ ってずっと疑問だったんですよね。

で、今回の研修でその理由が判明！

実は…

腰の骨には「逆フック」のような構造、椎間関節突起がある！

人間の背骨（腰椎）は 5つのブロック状の骨 で構成されていて、その間に クッションの役割をする椎間板 が挟まれています。

そのブロック毎に腰椎の 背中側に「逆フック」みたいな突起がある んです。

それを関節突起といいます。

この関節突起なのですが、 腰を反ると擦れ合うことがある らしいのです。

これが 「腰の不快感」 の正体。

つまり、腰を反った後に 「前屈したくなる」のは、その不快感を和らげるための自然な反応 だったんですね！

「なるほど！！」 って、めちゃくちゃ腑に落ちました。

結論：腰痛トレーニングの鉄則

・ スクワットは骨盤の前傾を意識！
・ ワンハンドローイングは腰をフラットor少し反らせる！
・ 腰を反った後の不快感がある場合は「いい塩梅の反り具合」を見つける！

👉 「腰が丸まるスクワットは絶対ダメ！」 これは、ヘルニアの有無に関係なく覚えておくべし！

いやー、めちゃくちゃスッキリしました！

次回の研修では 脊柱管狭窄症やすべり症 について学ぶ予定。

これらも 「反っちゃダメ！」と言われていたけど、実はそうでもない…？ ケースもあるらしいです。

ただ、いずれにしましても慎重に行う必要がありますね。

※腰痛においては、医師の診断のもと、リハビリやトレーニング等を行なってください。

学び、楽しいです！！

今日のつぶやき

実は… 社団法人を設立する方向で動いています。

しかも、パートナーは LINEヤフーの現役部長 です。

作ってしまえば、該社の圧倒的な宣伝力を活かせる組織ができるのかなと考えています。

…ただし、 肝心のプロダクトがまだできてません（笑）

だから、まずは アスリート支援プロダクト をしっかり形にするのが先決。

焦らず 1年後くらい を目標に進めていきます。

なんか、新しく設立って聞くと随分と凄いことをしそうな雰囲気が出るんですけど、実態はまだなにもないんですよ。

本業のジムもヨガも数値で言えば全然良くないですし、今日も明日も、現場で楽しく仕事させて頂きながら、新たな事業開発を勤しんでおります。

新規事業のアイデアって、ただ出すだけじゃダメなんです。

「本当に必要とされているのか？」を徹底的に深掘りする。

そのために、今は インタビューを重ねながら、ひたすら模索中 です。

慎重に楽しみながら探っていきたいなと思います。

今日は以上です。それではまた明日！

記事：吉田　勇気

（保有資格）

健康運動指導士/JATI－ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス（未更新）/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR（未更新）/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト

（実績）

豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo！スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI　CHALLENGE」MC/西武＆そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師