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2026.09.07

筋トレの「認知の歪み」を紐解きます

筋トレの「認知の歪み」を紐解きます vol.976

 

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。

今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。

 

えー、筋肉痛が遅れてやってくる理由は、実はまだ完全には解明されていないそうです。

乳酸が原因だと長年言われてきましたが、今はそれは否定されているそうでして。

痛みの原因がわかっていないのに、痛みがあれば効いていると信じている人が多数いるようで…

 

さて、今日のテーマは、筋肉痛です。

 

筋肉痛が起きなければ、筋肉は発達しない。

そう考えている方、いませんか?

結論から言いますと、それは関係ないというのが最新の研究結果です。

痛くない=効いていないではありません。

 

ただ、それでも筋肉痛起きました?と僕が聞くのは、筋肉痛=達成感という方程式が成り立っている方が多いからです。

 

現場経験から、いくら僕が筋肉痛と筋発達は相関しないと説明をしても、繰り返し筋肉痛を気にされる方は少なくありません。

これはやはり、多少の傷みは努力の証として感じられている方が多いのかもしれません。

所謂、やった感です。

 

あくまでも個人的にですが、これを否定してもしょうがなくない?というのが僕の考え方です。

トレーニングって、正論だけじゃ続けられません。

正論だけで続けられたら、全員の体脂肪率は理想に辿り着いているでしょう。

 

ですから、精神的な満足度や達成感の指標として、筋肉痛がそのひとつとして感じているなら、それはそれでいいと思います。

 

ただし、トレーナーが筋肉痛を発生させることを軸にしてメニュー構成をすることは、大きな間違いです。

こういった積み重ねが、怪我に繋がるのだと思います。

あくまでもトレーニングの原理・原則に基づき、オーバーロードの原則・漸進性の原則・継続性の原則をベースに負荷設定をしていくのが基本。

 

ここで、筋肥大のメカニズムを簡単に説明しておきましょう。

筋肉量は増やしたい、でも太くなるのはイヤ

これは、メチャクチャ矛盾した願望です。

筋肉量が増えるのですから、腕であれば腕、脚であれば脚は太くなるのが当然です。

 

しかし、女性の方は心配には及びません。

週2〜3回ゴリゴリに筋肥大を促進するような手法で筋トレを行えば顕著な肥大を感じていくと思いますが、少なくともブルーオーシャンの女性会員様のトレーニングで肥大していく事はまずないと思います。

 

先程の、筋肉量を増やしたくないけど、太くなるのはイヤを翻訳すると、だらしなく見えるのはイヤ、あるいは、シュッと健康的でいたいという思いなのではと僕は解釈しています。

因みに、仕事で数字とにらめっこされている方はお察しかと思いますが、筋肉量は絶対値である為、我々は良し悪しを評価できません。

あくまでも、相対値である体脂肪率を目安にします。

体組成計などで筋肉量を評価されている場合は、相対値としてアルゴリズムが組み込まれているうえでの評価となります。

筋肉量を見て、増えた!減った!としても分母がどうであるかを考慮しなければ、評価はできません。

 

加えて、僕は体組成と連動させたIoTサービスの主要開発員でしたが、体脂肪率は1日で2%程度変動します。

朝と夜でも違いますし、なんなら連続して測定しても0.1〜0.3%程度異なる場合もあります。

尚、電気インピーダンスの精度は±1〜2%程度とされ、体水分量や体温の変化で同日でも数値が変動するといわれています。

大事なことは、中長期的に変化があるのか?を見ることですね。

 

さらに加えて、組成ですから、頻繁に計測して変わるものではありません。

目安としては、3ヶ月に1回程度です。

ブルーオーシャンでは月1程度測定していますが、確実に1ヶ月でやる必要性はありませんし、会員様によっては2ヶ月くらいで計測する方もいらっしゃいます。

1ヶ月程度で測定している理由としては、アラート機能になるからです。

 

前回より体脂肪率が増えた‥となると、ちょっと意識は変わりますよね。

体組成ではなくとも、懸垂を毎月3回テストして、2回しかできなかった月があったとしたら僕なら、だいぶ焦ると思います。

そう、懸垂って本当にいいんですよ。

体重が増えたら出来ないし、筋力が低下しても出来ない。

僕にとっては、絶望と隣合せの筋トレなのです。

 

話を戻すと、認知の歪み系の話って、メチャクチャ大事に思うんですよ。

先程の筋肉量の話もそうですし、体組成測定の信憑性やタイミングもそうです。

一部分の情報とも言い難い感想が先行して流布され、いつのまにかそれが正しい知識であると刷り込まれてしまう。

 

先日、とあるゴルフコーチからゴルフトレーニングを生徒に教えていきたいとの事で相談を受けました。

そこで僕が渡した資料の冒頭は、「認知の歪みを紐解く」と書かれています。

 

SNSは本当に恐ろしいもので、ゴルフトレーニングを検索するとそのどれもが肩甲骨周囲や股関節周囲のトレーニングばかりが出てきます。

これは、ゴルフパフォーマンスアップとして、決して間違いではありません。

しかし、これは、家の建築でいえば、基礎工事をせずにおしゃれな壁紙を張っているようなものに見えてしまいます。

 

人間の骨を動かしているのは、筋肉です。

強く動かすには、相応の筋肉量・筋力が必要です。

スポーツは、複合的な動きが求められます。

 

それらをすべて網羅するのが、大筋群のトレーニングであり、それはすなわちスクワットやデッドリフト、ベンチプレス、ベントオーバーローイングなどです。

一度に複数の関節を使い、骨を早く動かすのであれば、力強いスクワットが必要でしょう。

マキロイ選手の話はさすがに二次情報でしか収集できませんが、彼もゴリゴリにウェイトトレーニングをしているようです。

直近の彼の姿をみれば、それもすぐにわかります。

 

え?何の話でしったけ?

あー、ダメですね、認知の歪み系の話は学生の前でも熱くなってしまうんですよー

 

・感情的な決めつけ

・選択的注目:悪いことも起きているのに良いことばかりに目を向ける

・過度の一般化:みーんな言ってる!と、2名くらいに聴いた事実が全人類そうであると結論づける

・拡大解釈と過小評価

 

よし、そろそろ筋肥大のメカニズムについて述べようと思いましたが、だいぶ長くなってしまったので、またの機会ですね。

では!

 

今日のつぶやき

 

十二国記、3巻をまだ読み終わっていませんが、面白いです。

作者は、天才という意味で異常者だと思いますね。

 

(1巻)

とある中学生の周囲で起きる怪事件の裏に隠されている壮大な物語。

主人公はその担任。

SFではあるものの、中学生を守ろうとする担任の人間らしさは、結末で苦しいものになりました。

 

(2巻)

とある女子高生が迷い込む異世界。

人に会うたびに裏切られ、物語が進めど進めど、次こそは‥と思いながらも裏切られる。

そこで出会うネズミの半獣。

自分の使命と向き合い、立ち上がる。

 

(3巻)

1巻目の中学生が主人公。

十二国記は異世界の物語。

その世界には十二の王が存在するが、王を任命するのは幻獣である麒麟。

麒麟も王の数だけおり、王を任命した後、王に仕える。

1巻の中学生が実は麒麟だったのだが、王を選ばなければならない苦悩だけで3巻のボリュームを満たしています。

 

勝手にネタバレしていますが、面白いんです本当に。

特に、2巻〜3巻目で作者の異常性が加速していきます。

2巻目の女子高生が目の当たりにする理不尽の数々もそうですし、麒麟の王を任命しなければならない苦悩をそこまで本筋で描こうとしますかね。

この作者、異世界の人間としか思えないくらいの異次元の想像力です。

 

読む前は、ロード・オブ・ザ・リングとか、ハリー・ポッター気分で臨んだのですが、全然違います。

どこまでなにを決めて、どんなことを伝えたくて、この作品を生み出したのか‥

しかも、わざわざ十二という国も必要??

作者は、気味が悪いほどの天才だと思います。

 

映像化されないかなー

お薦めですよ、十二国記。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が、あなたの「次の一歩」のきっかけになれば嬉しいです。

書いた人
吉田 勇気
株式会社BlueOcean 代表
吉田 勇気
YUKI YOSHIDA

15歳で社会人サッカーチームを設立し千葉県天皇杯予選ベスト8、18歳でプロボクサーデビュー。フィットネス業界で約20年、ヘルスケアIoT「からだステーション」の立ち上げ主要メンバーとして全国のフィットネスクラブ、サ高住、病院などにシステム導入。2017年に株式会社BlueOceanを設立し、千葉市でパーソナルジムを運営しながら、大学生アスリートのキャリア教育をしています。

実績
  • ◆ 2024年 ジャパンスタートアップセレクション 千葉市代表選出
  • ◆ 2024年・2026年 千葉市 C-BID 採択
  • ◆ 豊田通商 コンサル型クラウド健康管理サービス 主要開発員
  • ◆「スポーツ駆け込み寺」開発
  • ◆ 日本サッカー協会主催「夢先生」講師
  • ◆ Yahoo!スポーツナビDO コラム執筆
  • ◆ アスリート対談YouTube「TAMORI CHALLENGE」MC
  • ◆ 西武・そごう千葉様 トークショー
  • ◆ 朝日新聞社様主催 青葉の森ハウジングプラザ トークショー
  • ◆ LAVA International様 研修講師
  • ◆ 国際武道大学サッカー部 渉外担当
保有資格
健康運動指導士 健康運動実践指導者 JATI-ATI 全米スポーツ医学協会 パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト NESTA ゴルフコンディショニングスペシャリスト 健康管理士 上級心理カウンセラー ファイナンシャルプランナー
取得歴(未更新)
プロボクシングライセンス Les Mills BODYCOMBAT 本認定インストラクター
運営しているジム

千葉市中央区・千葉寺のパーソナルジム ブルーオーシャン(Blue Ocean)。会員の約6割が50代、約8割が女性です。ほどほどに、10年続けられそうなジムを心がけています。

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