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2023.10.05
ウォームアップとは!?
おはようございます。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区は晴れ、ジムは混雑しております。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。
忘年会シーズンですね。
コロナ前は毎年5〜6発の忘年会がありましたが、近年はめっきり少なくなりましたね。
今年からは平常運転で沢山ありそうな気配がしつつ、昨夜前職仲間で1つ目が決まりました。
因みにですが、今年はブルーオーシャン初の忘年会を開催する予定です。
一部の会員様から開催を熱望されておりましたので、6年越しにようやく…。
もうすでにお店は確保しておりまして、我々3人を含めて12名を予定しております。
おそらくその人数を超えそうな気もするので、段階的に人数を引上げるつもりですが、16名くらいが限界かもしれないですね…。
会員様には近日中にご案内致します。
さて、今日のテーマは「ウォームアップとは!?」です。
結論から申しますと、主運動においての、身体的・心理的準備を整えるための軽度な運動やマッサージのようなものをウォームアップといいます。
簡単にいえば準備運動です。
ヘルスケアのために始めた運動で事故を起こしては本末転倒ですよね。
ウォームアップにはそういったリスクを軽減する目的があります。
ウォームアップの効果としては、筋温の上昇などがあげられます。これは、主運動をスムーズにする効果がもあるので、冷えた体のまま行うのではなく、然るべき準備において、筋肉の温度をあげる必要があります。
呼吸循環器においてもですね、反応が良くなるとされています。換気機能が促進され、主運動での疲労感を軽減させることがあるようです。
柔軟性も勿論ありますね。これによって腱や筋断裂のリスクを減らせることが出来ます。ただし、過剰なストレッチは運動パフォーマンスを著しく低下させる可能性があるので、ちょっと注意は必要ですね。
周知の事実かと思いますが、ウォームアップにはこれだけの効果がありますので絶対的に必要なことがわかると思います。
次に、指導者目線でウォームアップを紐解いていきます。
一応、原則みたいなものがあるので紹介しますね。
1.主運動の特性を踏まえる。
有酸素運動を行うのに、胸ばかりストレッチしていても効果的ではないですよね。股関節周囲や足関節に対してアプローチすることが必要でしょう。
2.主運動で発生しやすい傷害を想定して予防する。
例えば、スクワットでバーベルを担ぐなどの際、椎間にプレッシャーがかかりますので準備で腹圧をかけることや自重での反復が必要になります。主運動を想定して、よくあるエラーを事前に確認することが大切です。
3.複数のタイプの運動を組み合わせる。
とりわけスポーツ前のウォームアップには必要ですね。ジムでのトレーニング前で考えると、片脚立ちでのバランスや、体幹を安定させて肩をまわすなど、様々なタイプで実施するみたいなのが良いですね。
4.低い強度から段階的に。
これはもう、安全のためには必須ですね。
腰痛リスクがある方にですね、いきなり膝つきプランクポーズを始めることがあります。
これをえっ?いきなりそんなの!?と考える方もいるかもしれませんが、会員様によっては腰を守るために必要なウォームアップです。
この原則は指導者が強弱の定義をし、評価を行い、処方を行うべき項目ですね。
5.時間配分を考慮する。
60分のトレーニングに20分もウォーミングアップを費やすのは得策といえないかもしれません。安全を配慮する事をメインにするのではなく、目的に合った主運動に時間を割けるよう、適量のウォーミングアップが必要です。
こんなところですね。
今日は教科書みたいな回になっていました…。実際に教材片手に記述していますのでそうなりますよねw
我々は、ウォーミングアップをムーブメントプレパレーションという用語を用いて行います。
筋力を発揮しながら、柔軟性を高める動きです。
例えば、アキレス腱を伸ばすポーズひとつでもですね、前脚にしっかりと加重することで前脚の筋力を発揮しながら後ろ足のフクラハギが伸びます。
どちらかの面の筋力を使うと、反対面がストレッチされるという特性も考えて行うとより効率的になります。
このように準備運動もそこそこ奥が深いのです。
その背景を知ると、より運動が楽しくなると思いますよ。
はい、今日は以上で御座います。
それではまた明日!
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー