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2022.11.22
フィットネスのプラセボ効果
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市の天気は晴れ、ジムの混雑度は混雑です。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。先程、ワクチン4回目の摂取をしてきました。これまでに副反応による発熱が発症したのはモデルナの1回だけでしたが、その1回がそこそこ辛い思いをしましたので、4回目の今日は非常にネガティブな気持ちで病院に行きました。一番の心配は出社出来るか否かですが…
明日、ワールドカップ観戦で出来なかったらどうしよう
これも重要な心配事ですw
接種後、15分の病院待機時間の中、途中で気道閉塞していそうなモヤモヤが出てきました。私は喘息持ちであることから、ふとした瞬間に喉が詰まるような感覚に陥り、咳がとまらなくなる事があります。それが少しだけ発症したので不安な気持ちに・・。
何事もネガティブな気持ちで望むと良くない事が起きるのだなと改めて思い知らされた時間でした。
という事で今日のテーマは「プラセボ効果」です。プラセボ効果とは、本来は薬としての効果をもたないプラセボを服用し得られる効果のことを言います。人によっては副作用さえ出るらしいですから、暗示効果とは驚きですよね。これを気持ちの問題と解釈してもそんなに間違ってはいない気がします。
薬ではないですが、アスリートの世界ではこの暗示効果は至って普通に思えます。かつてプロアスリートであった私も自分は強いなどの暗示を習慣化していました。今思えば、暗示は細分化してこそ効果を発揮しそうな気がしています。
プラセボの場合は、なにか問題点が生じている事象に対して効くと思いこむので、実際に被験者にはなにかしらの薬が効いた過去があるでしょうし、健康な状態がどんな状態であるかを記憶していることから、暗示が現実と乖離していない状況と考えることが出来ます。
一方で、先に述べた自分は強いなどの暗示は抽象的でその定義が異なることから、もしかしたらそんなに意味がないのではないかとも吉田的に考えています。もし、タイムマシンで戻り自分に暗示をかけるならば、誰々みたいなメッチャ早い右ストレートが打てるのような具体的な暗示をかける事になると思います。
過去のブログでもプラセボ効果について取り上げたことがあります。それは、トレーニングにおいても暗示効果というのは確かにあるのではないかと考える為です。我々が指導方法について、嘘をつくことはないですが、小さな変化を拾っては称賛することは多々あります。
多くの方は照れくさそうにそんな事ないですと仰るのですが、本当は、そうでしょうそうでしょう!と受け入れた方が心身共に良さそうな気はしています。私も業界経験が長いものですから、良い変化を受け入れる方とそうでない方では、体の変化のスピードに差は出てくるように思えるのが事実です。
薬のプロセボ効果があるように、暗示効果は確かに認められていますので、トレーニングは勿論私生活でも活用すると得だと思います。我々の業界だと治すというワードが使えないので、歯切れの悪いワードしか用いることが叶いませんが、この筋トレをやると股関節にメッチャいい事が起きます的な事は頻繁に発します。
最近では、四十肩(インピンジメント症候群)だと仰られている方に肩のインナーマッスルのメニューをお願いしたところ、2週間弱で痛みが緩和したとの事でした。私からはこれやると肩にメッチャいいんですとしかお伝えしていませんが、インナーマッスルを鍛える必要があった事と、信じて頂いたこと双方の相乗効果を発揮したのではなかろうかと考えています。どちらが欠けてもベストとは言えないのかもしれません。
因みに僕はこのプラセボ効果を日々日常的に使っています。
今日は以上で御座います。それではまた明日!副作用で発熱したら明後日です!
※プラセボは偽薬という意味があり、こちらのブログではプラセボ効果と近しい現象つまりは暗示効果をフィットネスと関連付けて記載しておりますので、医療とはかけ離れた内容であることをご承知おきください。
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー