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日記

2023.05.09

回答に悩む質問

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区は晴れ、ジムは混雑しております。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。


いつもより冒頭の文字数を減らしております。僕の文章には冗長な表現が目立ち、まわりくどい文脈が陳列されているのがわかると思います。こんな文脈が会議で並べられたら、ちょっと危険な人ですよねw


グーグルのAIがどこまで進化しているかわかりませんが、とりあえず文字数を稼ぐというセコい目論見がこのコラムにはあります。そのセコい目論見だけですと読者様に負担を強いる事になってしまいますので、ちょっとした言い訳を並べてみます。


僕なりのコラムコンセプトみたいなものがあります。


以前から知っている仲だけど、一緒に居酒屋に行くのは今日が初めての状態。ビール1杯飲んだあたりで、敬語か馴れ馴れしいのかよくわかんない中途半端な状態で、たまに出る失言に後悔をするかもしれない、そんなシーンをイメージした状況を多少意識していますw


You Tubeを初めてからですね、外でYou Tube観てますとお声かけ頂いた事が4〜5回ありまして、恥ずかしい気持ちもありますが、やっぱり嬉しくてですね。You Tubeもコラムも共通点は発信側の一方通行ですから、なんかそこに誰かいるんじゃないかってイメージがあってもいいのかなって思い、冗長という無駄が多そうな文脈になっております御免w


さて、今日のテーマは「回答に悩む質問」です。


我々のような人体に関する仕事は、ズバッと回答できない事が多いです。結果、会員様に対して歯切れの悪い回答となり後味の悪さを与えてしまうこともあるかもしれません。今日はそんな、ぶっちゃけ回答に悩んでしまう質問内容を赤裸々に紹介していきたいと思います。


Qプロテインを飲むと太りますか?


個人的に結構悩む回答です。まわりくどい例え話で攻略します。


水がなみなみと注がれたコップをイメージしてください。そこにさらに水を2秒間注ぐと水はコップから溢れますよね。その溢れたのが脂肪です。


次に水が半分程度入ったコップをイメージしてください。そこに水を2秒間注いでも水がコップから溢れることはないでしょう。


前者なら太るかも、後者なら太らないかも、そういうことになります。コップの容量は適正の摂取カロリー値を示しています。水は実際に摂取するカロリーを示します。現状のコップに入った水がどれだけの量であるかで、プロテインがその方にとって過剰なカロリー摂取であるか否かが変わります。


ですが、これはプロテインではなくとも一緒だと思います。ニンジンでもジャガイモでもコップから溢れるほど食べれば太る可能性は高まります。


それでもプロテインが重要とされているのは、我々の肌、爪、眼球、髪の毛、すべてがアミノ酸で形成されているからです。もし、プロテインが足りていない場合は、コップの中の水を減らした状態(例えば糖質)で飲むなどすれば太る心配はないと思います。


Q どれくらいの期間やれば痩せますか?


痩せる要因は、トレーニング頻度、期間、種目、強度などをベースに生活習慣など複合要因で形成されているので、期間を予測するのはとても難しいです。ただし、一定数のカロリー制限を行い、週2〜4日のトレーニングを3ヶ月行うことで顕著な変化は期待してもいいかもしれません。


週1回程度のトレーニングでも痩せる方はおられます。痩せない方も維持出来ている事は加齢に抗えていると考えることも出来ます。痩せる計算はシンプルで、摂取カロリーよりも消費カロリーが上回る事で成り立ちます。


脂肪1kg7,200cal ありますので、1日240kcalの摂取<消費カロリーが出来れば30日で240kcal✕30日=7,200kcal脂肪1kg分を燃焼できる計算です。


明確な期間を出すとするなら、その計算方法を用いると理論上の期間は設定できます。元に戻すと、また元に戻るのが現実の渋いところですw


Q 介護予防なので…軽くでいいですか?


強度でいいますと、介護予防でもそれ以外でもそんなに変える必要性は感じません。加齢は、肉体的には引き算になってきます。特に速筋と呼ばれる白い筋肉が加齢で減少していきます。加齢により素早い動きが困難になるのはその理由です。


引き算が顕著に始まるのは30歳頃からです。自然な引き算が成されるなか、我々はそれに抗うことができ、それ以上の足し算が可能です。しかし、一定の年齢、それは例えば60歳かもしれませんが、足し算よりも引き算に傾く日がいずれ我々には訪れます。


そうすると、引き算に傾く頃にいかに高い数値まであげておけるかが、僕的には介護予防なのかなと考えています。シンプルに10しかない数値から始める引き算より、100ある数値のからの引き算からのほうが健康寿命は長くなりますよね。


加齢に伴い、心臓や脳疾患のリスクは増大します。60代の方に顔が真っ赤になるほどの高強度のウェイトトレーニングをやる事は危険です。そうではなく、以前より挙げられるダンベルの重さが2kg増やせました、スクワットの回数を増やせました、実施できる種目が増えました、そういった漸進的な進化が必要になってきます。


ですので、その会員様に適した相応の負荷をかけていきますので、状況に応じてちょっと辛いかな…くらいがあってもいいかもしれません。介護予防=軽い負荷というのは誤りです。


Q 脚だけを細くしたいけど、できませんか?


部分痩せは不可能といわれているのと、鍛えた部位の脂肪分解が促進されるという、相反する云われがあります。現場の見解としては、結果的に部分痩せは不可能と考えて良いかなと思いますね。


筋トレした部位の脂肪分解が起きるエビデンスはあるようですが、それが視覚的にお−!脚だけ見事に痩せたね!のレベルまでは至らないと思う理由からです。


よくビフォーアフターで、特定部位を揉んだ後に細くなったりするのをテレビでやってたりしますよね。あれ、多分誰でも出来ます。体水分が移動しているだけだと思うので、揉んでりゃ細くなります。ちょっと今度、5分揉んで細くなるのか?僕のおっさん脚で実験したいと思いますね。前夜に梅干し食べまくって水分パンパンに準備致します。


とはいっても、そんな正論をロジカルに説明すると嫌がられそうなので、脚痩せの方法を紹介したいと思います。


ターゲットを絞って脂肪を落とすのは無理です(僕は)。しかし、比較的細く見せる方法はあります。それは、前述したように水分が関係しています。


地球には重力がありますので、水は上から下に流れます。人間の体液も同じです。では、なぜに循環できるかといいますと、フクラハギなどの筋肉を使って循環させているからです。


専門用語ではミルキングアクションといいますが、フクラハギが牛の乳搾りのようにピュッピュッと体液を上に押し上げるんですね。これが出来ると所謂、むくみの解消につながります。


そのために必要なのが脚の筋トレ、あるいはウォーキングやジョギングの継続になります。結局の所、世間一般で良いとされる事が答えになります。


 


以上、お体の悩みは尽きませんよね。


全然関係ない話ですが、週1回ボクシングジムに通い出すようになってから、練習後に毎回ステーキ丼食べちゃうんですよね。ステーキ丼はボクシングで消費するカロリーの3倍くらいあると思うんで、運動して太りそうな気配…。


でも、運動って痩せる為だけのものではありません。馬車馬のように働いて、運動して、腹減って、たらふく食う。僕なりのヘルスケアです。


それでは、また明日!


 


記事:吉田勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー


 


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