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2024.01.27
腹筋の鍛え方
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区は晴れ、ジムは混雑しております。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。
昨日、急にタピオカが飲みたくなりまして、コンビニに売ってないかな〜と探したところ、ない…。
流行とは恐ろしいものですね。
個人的にはゴンチャが好きだったのですが、千葉にまだあるのかな??
普通にゴンチャのお茶美味しいですよ。
ただ、ギャルが大量に並ぶあそこにおっさんが並ぶ勇気はなかったですけどねw
流行の恐ろしさのインパクトといえば、クリスピードーナツが印象的です。
正式名称ってなんでしたっけ?
もし、お酢であれば咽るであろう量の砂糖を塗りたくった、あのアメリカンドーナツの事です。
当時、クリスピードーナツが飛来してきたのは20代半ばだったかと思いますが、アレは絶対にコケるなと思っていました。
日本人にはミスドがギリギリ許容範囲のデリカシーある甘さな気がするんですよね。
いやしかし、流行は恐ろしい。
我々、ジム業界もですね、ライザップさんが元気がないようです。
彼らマーケティング部隊がいるでしょうから、人口の各セグメントゾーンに対して相応の打ち手を講じていると思うのです。
ですから、ちょこざっぷのような業態で、ライザップのジム業態の補填しているのでしょう。
見た目は会員数100万人超えとなっているようですが、あの手のサービスは入会者の50%程度が半年以内に離脱すると僕の過去のデータが物語っていますから10年後は極端に落ち込んでいるものと予測します。
働き手としましては、トレンドや潮流に敏感でなければなりませんが、ヘルスケアは流行じゃあない気がします。
有名人がどうのこうの、糖質制限がいいらしい、肩甲骨の動きが必要だ、どれこれも、良い事だと思いますが1000ある良いことのひとつに過ぎません。
これらのような偏った情報に依存することを、ビジネス的には生存者バイアスと呼びます。
効果が良かったり、成功事例にフォーカスした話を参考にしてばかりだと成功者に偏った物語が出来上がってしまうということです。
ダイエットの成功事例が良い例ですが、CMで結果を出している人たちの背後には、その10倍近く、うまくいかなかった人たちが存在します。
どちらかといえば、うまくいかなかった人たちが、その後、どのような行動変容でどこに着地しているのかがもっともリアルで参考になるライフスタイルであり、僕にはそれこそがフォーカスするべきデータだと考えていますけどね。
成功事例は、我々に希望を与えてくれますが、流行に囚われず、サスティナブルな選択が我々ヘルスケア業界には求められているのでしょう。
さて、今日のテーマは腹筋の鍛え方です。
僕らの時代、腹筋の鍛え方はほぼ一択でした。
そうです、あのクランチと呼ばれるフンフンフン!という体を丸めて行う腹筋ですね。
そういえば、あの腹筋運動を処方する機会がめっきり少なくなりました。
一体どうしてなんでしょう??
今日はそんなところを踏まえながら、腹筋の鍛え方を考えていきます。
まず、腹筋を割りたいならば、腹筋運動よりもカロリーコントロールによる体重の減量をした方が効果的です。
いくら腹筋を鍛えたとしても、筋肉の上に脂肪がついている為、体重を減量出来なければ腹筋を割ることは不可能です。
したがって、ビジュアル的な目的の場合、減量は必須である事を踏まえ、それ以外の目的を想定しながらお話を進めます。
腹筋を鍛える目的やメリットは沢山あります。
姿勢の維持、内臓の保護、代謝の向上、持久力の向上、外科的傷害の予防…などです。
ここでひとつ姿勢の維持という大切な因子に着目してみましょう。
姿勢は、骨でいえばS字曲線を描いていますが、人間が地面に立つ姿をみれば、真っ直ぐですよね。
この姿勢が丸まっていては、肩こりや腰痛を誘発してもおかしくないでしょう。
まっすぐが、イイはずです。
少し話が逸脱しますが、プロボクサーがジャンプのトレーニングを沢山いれていたら、どう思われますか?
昭和のように、鍛えた感が得られるなら、うさぎ跳びのようなあらゆる種目を取り入れていた時代もあるようですが、今は競技に適した種目を入れるのが普通です。
ボクシングのようにジャンプ動作がないにも関わらず、ジャンプのトレーニングをしてもその意味がどこに活きるのかわかりませんからね。
これは、競技においても、カラダの部位においても同じことがいえます。
姿勢は、概ねまっすぐです。
まっすぐですから、まっすぐに近しいトレーニングがあるなら、それが最適であるとひとつの考え方が出来ます。
姿勢まっすぐなトレーニング・・ そうです!プランクです。
加えて、腹筋は持久力の筋肉ですから、瞬間的に鍛えるのではなく、一定時間を維持するような能力が求められます。
したがって、プランクのようなトレーニングは腹筋にとっては非常に適した種目であることがわかると思います。
では、クランチのようにフンフン!と起き上がるようなトレーニングは意味がないのか?
そういうことではありません。
たまにはいいでしょう。
人は夜に寝て、朝に起きます。
起き上がり方は人それぞれかもしれませんが、仰向けからむくっとそのまま起きる方もいるでしょう。
起き上がる行為は、クランチのような動きが必要ですから、時に必要な動きであるのは間違いありません。
えっ?
という具合に人間は振り向くこともあります。
ですので、捻り動作を加える腹筋種目がたまにあってもいいでしょう。
しかし、1日のほとんどの時間は姿勢をまっすぐ維持しているわけですから、トレーニングの主種目においても、まっすぐが適しているのだと僕は考えます。
このように、基本的な腹筋の鍛え方は真っ直ぐ維持でき、持久力の向上を期待できる手法を僕はお勧めします。
複雑なようですが、生活に準じた動きに負荷を加えれば、適した筋トレになるかもしれませんよ。
はい、今日は以上です。
それではまた来週!
記事:吉田 勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師