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2024.03.06
ゴルファーには中殿筋が必要です。
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区は曇り、ジムは混雑しております。
今日もパーソナルトレーナーの吉田がご案内します!
さて、今日のテーマはゴルファーのトレーニングです。
ブルーオーシャンには多くのゴルフ愛好者様がおられます。
パーソナルジムを開業して丸7年、プロ・アマ含め、複数名のゴルフパフォーマンスアップに関わらせて頂きました。
まだまだ未熟ではありますが、僕なりに共通公約数的なものが定義できたので、そんなところも踏まえてご紹介したいと思います。
しばしば起きる手挙げにオテアゲ
ちょっとうまい事言ってみました。
テイクバックの際、本来であれば胸椎(胸の背骨)や肩甲骨などで回旋が望ましいのですが、腕を操作して挙げてしまう事があります。
これを手挙げと僕は呼んでいます。
体を操作する際、可動域みたいなカッチョイイ言葉があるためにですね、動くことがメチャクチャ大事だと思われがちです。
動くというのは、動かないとの協力関係によって成立するものです。
扇風機だって、真ん中に軸があり、動かないようにできていますよね。
アレが動くと土台まで動き、震え、いずれ倒れてしまうと思います。
一流プロなどをみると、驚くほどの可動域がありますよね。
それに魅了される気持ちもわかりますが、我々には、我々相応の可動域があります。
その可動域は、動かさない部位があってこそ成立します。
所謂、体幹のことです。
特に下腹部、極論としては腰を回旋させないようなイメージで、胸椎(胸の背骨)を回旋させていきます。
これを意識すると窮屈なテイクバックになると思いますが、その窮屈さがいずれ飛距離を出すパワーへとつながっていきますので、臆病になることはありません。
これは、ボクシングでも一緒なんですね。
回旋動作を伴う競技は、窮屈さがあってナンボです。
その窮屈さの限界を広げていくことが、可動と不動の共存によるパフォーマンスアップへとつながっていきます。
ゴルフならば、まず下腹部や腰部を安定させる意識を高め、腹式呼吸などでお腹を鍛える事をおすすめします。
壁を作るってなによ?
スイングでフィニッシュの際、重心を前脚に乗せ、腰がブレないようにする一連の流れを壁を作ると表現されることがあるようです。
この壁の正体は、僕的には中殿筋だと思います。
お尻の斜め上外側についている筋肉ですね。
たしかに、歩行などの際に中殿筋周囲は歩行がまっすぐに成功するようなサポートをしてくれます。
無意識ながらも、我々はこの壁に守られているんですね。
ですので、ゴルフの壁を作るという表現は、かなり的確だと僕は思います。
この壁を作れない…いえ、厳密には壁を作る前に体重を乗せられない方は多いです。
ですので、まずは力技で力を発揮したい方向に重心を乗せるみたいな練習を僕はします。
その感覚を覚えてから、その力の移動でスイングが崩れないように壁を作る為のトレーニングを行います。
具体的な方法としては、シンプルに中殿筋を筋トレします。
その後にスイングすると、それだけでだいぶ良いスイングに変わってきます。
意識的に使わない筋肉をちょいと刺激するだけで、瞬く間に改善できることがあります。
筋トレで効果を得るには反復が必要ですが、意識的に使いにくい筋肉を疲弊させることで、一瞬で状況が変わることは現場で何度も経験しています。
我々の筋肉は、サッカーに例えるなら11人だけで闘っているのではなく、ベンチメンバーも含めて日々活動しています。
レギュラーメンバーだけが練習参加するだけでは、チームに厚みは出ません。
ベンチメンバーも同じようなマインドで練習することで、チームは強くなります。
中殿筋は、大胸筋や広背筋と比較するとレギュラーとは言い難いマイナーな筋肉です。
しっかり練習に参加させることで、体全体が機能的に動けるようになるわけです。
このようなベンチメンバーを練習参加させる事が、僕の仕事でもありますね。
中殿筋は、クラムシェルで抵抗をかけると鍛えることが出来ます。
横向きに寝て、両膝を軽く曲げ、上の脚だけ貝殻のようにパカパカ開くアレです。
やっぱり、抵抗があった方がよいので、違うのにしましょうw
同じ格好で、上の脚を伸ばして、体は横向きに維持したまま、脚を上に広げてみましょう。
これを片側20回×2セットやればもうバッチリです。
いかがでしたか?
ゴルフパフォーマンスでお悩みの方は、吉田までご相談ください。
今日のつぶやき
引き寄せの法則ってありますよね。
僕は割と信じていまして、2月になり次から次へと再会が発生しています。
なんだか、色々良い事が起こる前に、取り急ぎ太りそうですw
今年は講演など、人前に出ることにちょいと力を入れていきたいなと考えてまして、周囲が色々サポートしてくれています。
その際、知人がメチャクチャにダサいキャッチフレーズを考えてくれたんです。
一社に一台、吉田!
ダッサ…。
ただ、今年取得予定の資格も含め、ヘルスケア、キャリア、ライフ、スポーツといったカテゴリーを網羅できると非常に使いまわし易い吉田が出来上がりそうなのは確かですw
特に、近年アスリートやフィットネス従事者のキャリア問題などに直面してきたので、そういった現場・現実のリアルを講演に盛り込めたらいいな〜なんて考えていますね。
ということで、国家資格2つを同時進行で取りにいきます。
コピーロボットほしいw
それではまた明日!
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師