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2022.07.29
下っ腹のトレーニング
おはようございます。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉の天気は晴れ、ジムの混雑度は「並」です。
さあ、今日は「下っ腹トレーニング」をテーマにパーソナルトレーナーの吉田がナビゲートさせて頂きます。今日も克明にかつスリリングに文字数を稼ぎながらテーマに沿ってご案内させて頂きます!
下っ腹は男女共に気になる部位ですね。強調してお伝えしたい事はYouTubeなどを参考にして鍛えるのは注意が必要です。過去にジム会員様で2名程、ご自宅で下っ腹を鍛えて腰を悪くされた方がおります。おひとりは成人女性でYouTubeを観てやられていたそうです。もうひとりは中学生アスリートで高校入部に備えて鍛えられていたそうです。
トレーニング系Youtubeは私もやらせて頂いているので、自分を棚にあげているような記述になり大変恐縮なのですが、危険なYoutubeも沢山存在していると思います。例えばですが、総合フィットネスクラブの利用者が、インストラクターが発した言葉をそのままYoutubeで流し続けるだけでチャンネル登録者が数十万にまで上昇し書籍まで出版されている方もおります。「ある場所を押すと〇〇る」というトレーニング指導者では絶対に用いないような表現を用いて、それが商品化され世の中に支持されているのも事実です。
ちゃっかり僕も「え?〇〇るの?」と期待して押しましたw
〇〇るのか?〇〇ないのか?問われたら不明です。ですが、そのような研究をしている人を僕は知りません。確かな事がわからないので「〇〇ない!」とはっきり言えないのが多分プロのトレーニング指導者なのかなとも思います。真実なら科学ジャーナルの「ネイチャー」に掲載され時の人になっているはずです。そして、〇〇るなら僕は100回押しますし、嫁は1000回押すでしょう。
今は1流と3流が玉石混交している世の中ですから、動画や資料などを選択する際は少し留まる事が必要です。せめて現場で実際に働いている指導者の情報を頼るべきだと思います。有資格者のパーソナルトレーナー、理学療法士、柔道整復師、研究者でも良いかもしれません。少なくとも変な事にはならないと思います。※私は1流とは程遠いトレーナーである事を強調します。
今回のテーマである「下っ腹」ですが、前述した2名の会員様は両者共に同じ動きをされていました。仰向けになり両足を真上に挙げ、床すれすれまで落として真上に戻すというトレーニングです。確かに下っ腹を鍛える事が出来るのですが、やり方を間違えると腰部に強い負担がかかります。この動作を低リスクで行える人はそもそも強靭な体幹の持ち主です。トレーニング種目と量は一概にこれが正解とはいえず、それは会員様個々に異なります。お薬と一緒で異なる患者様に対して「用量・用法を守って正しくお使いください」と処方するのと同じです。
もし私が大衆に対して下っ腹トレーニングを処方するなら、膝を90度に曲げ両手は腰に回し静止状態で実施するかもしれません。または片膝を胸に寄せ、一方の足を床すれすれに伸ばし交互に動かすような方法を用います。この方法用いると腸腰筋も刺激される為、ヒップアップにも貢献できるかもしれません。
今日は以上でございます!それではまた明日お会いしましょう!
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス「からだステーション」主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー