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日記

2022.06.30

体に変化が出やすいマインド

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉の天気は晴れ、ジムの混雑度は「並」です。


さあ、今日は立て続けにパーソナルトレーナーの吉田がお話させて頂きたいと思います。テーマは「体に変化が出やすいマインド」です。冒頭から結論を述べてしまいますと大人の事情によりブログの文字数が規定に満たなくなってしまいますので、まわりくどく長文にて失礼させて頂きますw 


さかのぼること2018年、それは夏の終わりに起きた事です。


私はサラリーマン時代から自転車通勤を夢見ていました。淀みのない綺麗な風を感じながら青空の下、爽快に出勤。理想と現実に大きなギャップを感じながらも、ジムを開業してから5年、一貫して自転車通勤を貫いています。1年目はスポーティーな自転車で通勤していたのですが、道中、道路のアップダウンが激しく日に日に自転車通勤が億劫になり始めました。嫌になった原因は坂そのものではなく、坂を駆け上る際の発汗が嫌でした。是非想像してみてください、朝9時に汗だくのおっさんが「ハア、ハア、ハア‥」といいながらトレーニング指導をする様を。あの時期に体験でご入会されなかった方は私のソレが原因だったかもしれません。


その課題への打ち手を講じる為に行ったのが「電動自転車」の購入です。購入にためらいはありませんでした。会員様からは「電動自転車かい」と突っ込まれる事はありますが、「汗をかいてご接客してしまうのは‥」と紳士を装い事態を治めています。


当時そんな最中、事件が起きました。


取引先に訪問する予定があり、オランダ屋で菓子折りを購入した際の事です(チャリで)。ジム側から京成千葉寺駅を右手にみて、左手のファミリーマートを左折し蘇我駅方面へのルートを選択し移動をしていました。その時、「つめたっ」と額になにかが垂れたような感覚を感じると共に反射的に右手の甲でソレを拭きました。当時の心境を詳しく思い出す事はできませんが、まず初めに疑ったのは「前方」だと記憶しています。おそらく、真上からのナニカではなく、前方からのナニカを疑う理由があったのだと思います。しかし、前方には自動車や自転車の走行がなかった為に、自転車を走らせながらナニカの理由を考えていました。拭いたはずの額はまだ冷たい感じがったので再度、右手の指で額を触ってみるとそのナニカの正体が判明しました。


皆さんの想像通り「トリのフン」でした。


勿論、僕にとって嫌な事だったのですが、気持ちとしては「なんてツイてるんだ。これは近々に良い事が起きる」と着地しました。私自身、人生初の出来事でしたし、広大な空の下、1羽のトリのフンが走行中の自転車に乗っているおっさんに直撃する確率は数学者でなくとも低いと想像できます。


ラッキーなんです。


だいぶ文字数を稼げてきましたので、少しずつテーマに迫っていきます。


みなさんは、プラセボ効果という言葉をご存じでしょうか?以前、私はプラシーボ効果と呼んでいましたが、そちらでも間違いではないようです。呼称を変更した理由は知人のドクターが「プラセボ」と呼んでいた為に専門家に合わせた経緯です。プラセボとは「本物の薬と見分けがつかないが有効成分が入っておらず臨床試験に使用するためのもの」であると日本ジェネリック製薬協会さんのHPでは謳っています。ワクチンなどの臨床でも被験者に真相を伝えずに本物の薬と偽薬を飲ませるグループ分けしてその効果をみるなどをされているようです。その結果、偽薬でも本物の薬と同様の結果が出る場合があるらしい事が一部わかっているようです。私は実験になんら関りがありませんので、宜しければこちらをご参照ください。


これらが示すのは、偽物でも気持ちの問題で効果が出るという事です。古来より「病は気から」とありますが、それはきっと本当の事なのでしょう。


実はわたしたちのフィットネス業界も同様の事が起きています。パーソナルトレーナーはクライアント(会員様)の変化に敏感(のはず)です。細かい課題(例えば肩甲骨の位置)を探す事は勿論の事、良い変化も積極的に拾います。会員様には「褒めるの上手!」とお褒めの言葉を頂戴する事がありますが、僕個人的には事実をお伝えしているだけというのが正直なところでして‥ そういった良い変化を会員様ご自身が自らに対して厳しく「まだまだ!全然ダメ!」というケースと、「やった!」と喜ばれるケースでは、体に起きる生理学的反応も異なってくるはずです。「まだまだまだ!全然まだまだ!」は向上心に溢れ素晴らしい事だと思いますが、時に良い変化へのアンテナを張り「確かに変わってるかも」とご自身の努力を認めてあげる事が大切だと思っています。プラセボ効果のように「気持ちで体の変化」が起きる事は証明されています。


何事も「ポジティブ」です。僕なんか洋服屋さんで試着する際、「メッチャ似合います~」と言われるのを毎回鵜呑みにしています。大げさだとおいおい…と思う事はありますけども鵜呑みにして害はありません。自分に似合うと鵜呑みにして着用するのは気持ちがいいものですし、それこそが価値ではないでしょうか。


テーマは「体に変化が出やすいマインド」でしたが、答えは「ポジティブ」です。明日もしトリのフンが落ちてきたとき、皆さんはどう思われますか?


以上でございます。それでは!


記事:吉田勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NEATAゴルフコンディショニングスペシャリスト


(実績)


・豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス「からだステーション」主要開発


・「スポーツ駆け込み寺」主要開発


・Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆


・日本サッカー協会主催「夢先生」講師


・アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


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